銚子ハートアニマルクリニック

9月のお便り

こんにちは、院長の佐藤です。
急に秋らしい陽気になってきて、過ごしやすくなってきましたね。
ワンちゃんやネコちゃんだけでなく、飼い主様も体調を崩されないように気を付けてください。

最近の当院では、ネコちゃんの病気が多いように感じています。
特に最近多いのが、咽頭炎と尿道閉塞です。
まず当院の患者さんでお外に出る子達の間では、咽頭炎が流行っています。
声が枯れて出なくなり、重症の場合は喉の痛みから食事をうまくとれない事もあります。
ウィルス感染が原因と考えられますので、対症療法としてインターフェロン注射、二次感染予防として抗生剤を使用します。
それほど重篤な症状になることは少ないですが、様子見をしていると重症化しますので早めの治療が肝要です。

一方の尿道閉塞ですが、これはとても怖い病気です。
はじめは尿が出にくいだけで他に変化はありませんが、一旦尿道が完全に閉塞してしまうと、元気食欲が低下します。
そのまま尿道の閉塞を解除してあげないと、急性腎不全から尿毒症を起こしてしまい非常に危険な状態となってしまいます。
おしっこの回数が増える、ずっとトイレにいる、吐いているなどの症状がみられた場合は早めの受診をおすすめします。

最後に9月の診療時間についてのお知らせです。
9/17(月)は午前中のみ、9/24(月)は休診とさせていただきます。
それ以外は通常通りの診察時間となっております。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

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